LINEで家電を操作できるIoT体験型展示
個人開発・学園祭展示来場者が自身のスマートフォン(LINE)をコントローラーとして使用し、 展示会場内の家電(照明・サーキュレータ・モニター)を実際にオンオフ操作できるIoT体験型展示です。 また、バックエンドの通信ログを可視化するモニターも併設し、技術的な仕組みも視覚的に表現しました。
立命館大学の学園祭でRCC(立命館大学コンピュータクラブ)として個人展示を行いました。
たくさんの人に体験していただきました。
誰でも直感的に操作できるよう、UXを簡素化しました。
パネルのQRコードから公式LINEアカウントを友達追加。
会場のモニターに表示される「4桁の認証コード(5分毎に更新)」をトーク画面に入力。
認証成功後、以下のキーワード送信で家電を制御。
スマートプラグの制御には、Tuya Smartが提供するAPIを利用しました。
展示の裏側の配線写真
学内Wi-Fi(WPA3エンタープライズ)にはスマートプラグが直接接続できない仕様上の制約がありました。また、PCのホットスポット機能も接続ができませんでした。 これを解決するため、以下のようにネットワークブリッジを構築しました。
ルータはSSIDをステルス化して、ノートPCのインターネット共有機能を用いてネットワークを中継させました。
学内Wi-Fiの瞬断により、Windowsのインターネット共有設定が解除され、通信が途絶える不具合が発生しました。これに対し、共有設定をリセット・再適用するバッチファイル(ネットワーク復旧.bat)を作成・配備しました。 これにより、私が展示場所に居ない場合でも、ワンクリックで即座に復旧できる運用体制を確立し、展示の停止時間を最小限に抑えました。
会場モニターの認証コードを5分ごとにランダム更新することで、会場外からのいたずら操作を防止しました。
短時間の連打によるAPI制限や動作不良を防ぐため、入力に一定のインターバルを設けました。
QRコードを読み込んで認証するだけというシンプルなUX設計により、多くの来場者に体験してもらうことができ、回転率を高めることができました。また、ネットワーク周りの懸念点も事前にスクリプト等で対策したことで、安定した展示運用を実現できました。